藤田まこと主演の刑事サスペンスドラマ『京都殺人案内』シリーズ、3エピソードの初配信がスタート
藤田まこと主演の刑事サスペンスドラマ『京都殺人案内』シリーズより、3エピソードが初配信される。 【全ての画像】『京都殺人案内』シリーズ場面写真 『京都殺人案内』シリーズは、1979年から2010年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠にて全32回にわたり放送された、小説家・和久峻三の同名推理小説を原作とした1話完結のサスペンスドラマシリーズ(※例外的に初作『花の棺』は山村美紗の原作で、藤田まことが演じる主人公は音川ではなく狩矢となっている)。 藤田演じる京都府警のベテラン人情派刑事・音川音次郎が、主に京都市内で起こった難解な殺人事件を、京都にとどまらず日本各地を出張捜査で巡り、粘り強い執念の推理と驚愕の"おとし"の技で解決していく。 舞台となる京都の名所旧跡および出張捜査先である全国津々浦々の風光明媚な風景の数々も魅力で、最後まで手に汗握るスリリングな展開を楽しむことができる本格派サスペンスドラマシリーズとして、長年に渡り根強い人気を誇った。 今回、初配信開始となったのは、『亡き妻に捧げる犯人』『母恋桜が散った』『男女の水死体はどこから来たか』の3エピソード。いずれ劣らぬ豪華キャストが共演陣に名を連ねている。 <作品情報> ■『京都殺人案内 亡き妻に捧げる犯人』 原作:和久峻三『盗まれた一族』 脚本:保利吉紀 監督:田中徳三 出演:藤田まこと、小林かおり、三国連太郎、遠藤太津朗、高品正広 【ストーリー】 京都府警の音川刑事は15年前、ひき逃げで妻を亡くしていた。犯人は不明のまま、事件はあと1カ月で時効を迎える。いらだつ音川の前に殺人事件が発生。京都の大手水産冷凍会社が出荷したダンボールの中から、若い女の冷凍死体が発見されたのだ……。 ■『京都殺人案内 母恋桜が散った』 原作:和久峻三『龍馬の遺産』 脚本:吉田剛 監督:松野宏軌 出演:藤田まこと、本田博太郎、下元勉、南風洋子、小林かおり、鮎川いずみ、遠藤太津朗、高品正広 【ストーリー】 京都・円山公園にある坂本龍馬像のそばで芸妓の佐那子が殺されていた。府警の音川と安岡、両刑事が聞き込み開始。その矢先、今度は竜馬遭難碑の近くで舞妓の竜子が、伏見の寺田屋で女将・とせが変死。やがて安岡も高知の桂浜で殺される……。 ■『京都殺人案内 男女の水死体はどこから来たか』 原作:和久峻三『血の償い』 脚本:保利吉紀 監督:工藤栄一 出演:藤田まこと、根上淳、荒木由美子、鮎川いずみ、遠藤太津朗、松村康世、原哲男、川上恭尚 【ストーリー】 桂川、宇治川、木曽川の合流地点で男の水死体があがった。続いて男の妻の死体が琵琶湖で発見された。捜査を担当した音川は、残された記憶喪失の子供を連れてふたりの故郷・北海道へと向かう。容疑者として浮かんだ松尾は音川の予科練時代の仲間だった……。