バイデン氏、Xマスメッセージで団結訴え トランプ氏は政敵批判
[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領とトランプ次期大統領はそれぞれ、クリスマスに合わせてメッセージを発信した。バイデン氏が国民に内省と団結を促す一方、トランプ氏は政敵への批判を展開した。 バイデン氏のメッセージは、ホワイトハウスのクリスマスデコレーションを紹介する動画のナレーションの形を取っており、クリスマスイブ遅くにユーチューブで公開。 バイデン氏は「私たちを分断する全ての騒音」を脇に置くよう国民に呼びかけた。「私たちはあまりにも頻繁に、隣人としてではなく、同じ米国人としてではなく、お互いを敵として見ている」が「私たちはお互いを思いやり、愛し合うためにこの地球にいるのだ」と語りかけた。 トランプ氏はクリスマス当日の午前中、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で自身とメラニア夫人の写真とともに「メリークリスマス」と投稿。自身の政治的立場を支持する記事やその他のソーシャルメディアへの投稿を多数リポストした。 さらに、中国軍がパナマ運河を運用していると主張したほか、カナダのトルドー首相やバイデン氏、民主党を批判した。