POTM選出された南野拓実、最終ラインとの駆け引き制した1点目は「オフサイドだと思いました」
モナコの日本代表FW南野拓実が、22日のツルヴェナ・ズヴェズダ戦を振り返った。同日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。 【活躍】南野拓実が2得点を挙げる 22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)第3節で、モナコはルヴェナ・ズヴェズダと対戦。第1節でバルセロナに勝利し、続く第2節ではディナモ・ザグレブとも引き分け、無敗のまま“セルビア絶対王者”との一戦を迎えた中、FW南野拓実は先発出場した。すると20分、CBウィルフリード・シンゴのスルーパスに抜け出した同選手が、相手GKと1対1の場面を冷静に沈めて先制点。さらに、70分にはFWブレール・エンボロのお膳立てからこの2点目を決めた。チームの5-1の勝利に大きく貢献した南野は、UEFAが選出する同試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ〈POTM)に選出されている。 同試合の2得点により、MF香川真司(セレッソ大阪)が保持するCL日本人最多得点記録〈4得点)に並んだ南野。そんな同選手は、先制点となった1点目のシーンについて「あの瞬間、オフサイドだと思いました。振り返ったら、すべての選手が止まっていて…。ただ、オフサイドかどうかも分からなかったので、そのままやり続けました」と明かしている。 また、UEFAも「相手ディフェンスの背後に何度も危険なランニングを見せ、巧みなパスでチームメイトの得点チャンスを作った」と最終ラインとのギリギリの駆け引きが脅威になっていたことを綴っている。 22日時点で暫定2位につけるモナコ。第4節ではボローニャと対戦する。
SOCCER KING