「チョイソコとよふさ」実証運行を6年度末まで継続 館山・南房総(千葉県)
館山市と南房総市合同の「南房総・館山地域公共交通活性化協議会」は、現在行っている予約制乗合送迎サービス「チョイソコとよふさ」の実証運行を、令和6年度末まで継続する。関係者を集めて開いた今年度第3回協議会で決めた。 チョイソコとよふさは、昨年12月5日から、館山市の豊房・神余地区、南房総市の千倉・白浜地区の一部をエリアに、週3日運行している。これまでの「買い物シャトルサービス」から転換し、利用ニーズに合わせた移動ができる予約制の運行形態をとっている。 1月22日までに21日間運行し、延べ利用者は31人、1日平均1・5人。利用者が少ないことや、周知が行き届いていない状況があることから、さらなる検証を続けようと、期間を延長することになった。 車両は10人乗りワゴン車。運行日は火・木・土曜日の週3回で、運行時間は午前8時半~午後3時半(1~2時除く)の6時間。運賃は、館山市街地との移動は500円(白浜地区の場合は700円でウェブ予約の際は500円)、館山市街地に行かない運行エリア内の移動は300円。館山市街地の目的地乗降場所には、尾張屋館山本店前、おどやスーパーセンター、館山病院、JR館山駅が設定されている。 なお、協議会では、6年度の事業計画についても審議し、新たに深夜時間帯の移動手段確保に向けた実証運行を行う予定だという。 チョイソコとよふさの問い合わせは、館山市企画課(0470―22―3163)か、南房総市企画財政課(0470―33―1001)へ。