「光る君へ」ギラギラとした三条天皇にエール続々!舞台経験豊富な木村達成がハマリ役
吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で左大臣・道長(柄本佑)と熾烈な覇権争いを繰り広げる三条天皇(木村達成)の強烈な人物像が注目を浴びている。 【画像】道長VS三条天皇の壮絶バトル 第42回「川辺の誓い」では、道長と三条天皇の覇権争いが激化。道長は娘・妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言。「一帝二后をやってのけた左大臣だ。異存はあるまい」と迫る三条天皇に、道長は「近年は大納言の息女が皇后になった例はございませぬ」と異を唱え、三条天皇は「そなたがこれをのまぬなら朕は二度と妍子のもとには渡らぬ。渡らねば子はできぬ。それでも良いのか?」と脅し文句。道長は三条天皇と対峙する場面で「うーん…」を連発し、いまだかつてないほど追い詰められることに。
亡き一条天皇(塩野瑛久)のように道長のいうがままになるまいと強硬に政を進めようとする三条天皇はヒール然としているが、SNSでは「食わせものである」「三条帝、やりますなあ」「策士だなあ」「三条天皇つえぇ」「切れ者」とむしろ清々しく感じる声が続々。その後も道長との攻防は続き、「すけ子立后の日に中宮・妍子の内裏参入をぶつける」という策には時間をずらすかたちで対抗。しかし、ふたを開けてみれば多くの公卿が道長に遠慮してすけ子立后の儀に参加せず、参加したのは実資(秋山竜次)、隆家(竜星涼)らわずか数人という寂しい宴に。
これに業を煮やしたのか、三条天皇はなかなか妍子のもとに渡ろうとせず、さらには道長が辞表を提出した際には返すならわしであるものの「返したくないがのう……」と道長へのけん制をあらわに。道長との腹の探り合いが続く三条天皇に「三条帝、いいぞもっとやれ」「楽しそうだなあ」「お互いに食えない奴って感じのやりとり」「三条帝の表情、最高だ」「道長やられっぱなし」とエールが寄せられているが、次回「輝きののちに」では三条天皇の暮らす内裏で度々火事が発生し、さらに三条天皇に異変が起きたことから事態が大きく変わりそうだ。