ボーイズグループ・OWVが明かす“人生の分岐点”「プデュで落ちたあの日を境に、人生が大きく変わった」
メンバー全員がオールラウンダーであり、ジャンルにとらわれず幅広い楽曲をリリースしてきたOWV。“Our only Way to get Victory”が由来のグループ名に込められた想いの通り、唯一無二のボーイズグループとして輝き続ける4人の存在から目が離せない。 【写真を見る】唯一無二のボーイズグループとして輝き続ける「OWV」4人のメンバー 前回(2021年2月頃)から約3年ぶりの再会となった今回のインタビュー。顔つきも考え方もより大人びた印象を受けたが、4人でいるときの賑やかな空気感や仕事に対する真っ直ぐな姿勢は、あの頃から変わらない。昨年7月に2nd album『JACK POT』をリリースして以来、待望のシングル『BREMEN』が2月7日(水)に発売する。本インタビューでは、4人のターニングポイントや、3年間で変化したことを明かしてくれた。
メンバーそれぞれが振り返る、人生のターニングポイント
――新曲『BREMEN』は「五感に響く新星OWVのターニングポイントとなる楽曲」に。ご自身の人生におけるターニングポイントを教えてください。 本田 OWVとしてのターニングポイントは、やっぱり全員「PRODUCE 101 JAPAN」(以下:プデュ)で落ちたときですかね。 浦野 あそこは本当に大きいよね。 中川 それを大前提として、個人的なターニングポイントは……。 浦野 僕は小6の夏! 本田 何があったんだよ(笑)。 浦野 芸能の道に進むか、進学するかの別れ道がそのときだったんです。親がある事務所のオーディションに履歴書を送っていて、運よくそれに受かって「行く?」って言われて。当時は勉強がちょっとツラいと感じていたので、芸能の方が楽しそうだからという理由で選んだんですけど、それがここまで続きました。 佐野 僕は大学進学のために上京したときです。それまでは田舎町で育ったので、こういった芸能活動とはほぼ無縁でした。学校も1学年9人だったり、電車も2時間に1本だったり、とにかく周りに何もない環境。ダンス自体に少し興味はあったんですが、スタジオも近くになかったので、当時は身近なものではありませんでした。けれど大学進学をきっかけに、一気にいろんなダンスに触れる機会ができて。元々やりたかったけどできなかったものがぐっと身近になったので、それがターニングポイントですね。 中川 僕はちょうど大学3年生の終わり頃に受けた、事務所のオーディションですかね。そこに受かったときからこの芸能人生が始まったので。正直この道を目指そうとは思ってなかったので、就職するために就活の準備もしていました。だけど、友達が「こんなのやってるらしい」とオーディションの話になって、落ちても受かってもどっちでもいいから僕もやってみようと思った。記念受験で受けたら、運良く受かったので今がありますが、もしそのオーディションを受けてなかったら、普通に就職していたと思います。 本田 僕はやっぱりプデュで落ちたときが1番大きなターニングポイントですね。人生が変わったタイミング。自分の選択肢が増えたという意味で、プデュにチャレンジしたときより、落ちたあとの方がターニングポイントと言えるかもしれません。ありがたいことに周りの人からの励ましがあって、これから何をしようかと考える時間ができて。改めてやってみたいことを整理できたし、バイトも辞めて、この道に集中するきっかけになりました。