残クレ契約で車が「返却不可」と言われた! これって騙された? 契約時の「落とし穴」について解説
残クレ契約の車が返却できなかったらどうすれば良い?
大切に乗っていたとしても、「不慮の事故に遭ってしまった」「車の使い方が購入時と大きく変わってしまって返却できなくなってしまった」というケースもありえるでしょう。そういった場合は車を返却できなくなるわけですが、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここで2つの方法を解説します。 ■そのまま乗り続ける 最終回に据え置かれた残価を支払えば、返却しなくても車に乗り続けることができます。ただ高額の残価を一括で返済するのは厳しいかもしれません。その場合、条件を満たせば残クレ最終回に再ローンを組むことも可能です。それ以外の方法としては、金融機関でマイカーローンを借りるということも考えられます。 ■売却する 残クレは最終回まで支払う必要があるイメージがあるかもしれませんが、通常のローンと同様に支払いの途中でも車を売却することは可能です。中古車買取店などに車を持ち込み、買い取ってもらうのも選択肢の1つです。 このときの車の状態によっては、提示される買い取り金額が残債を超えることもあれば、残債に届かない可能性もあります。買い取り金額が残債に届かない場合は自己資金で補填(ほてん)するなどの必要はありますが、車に乗り続けない選択をする場合は、このような選択をするのもアリでしょう。
残クレは使い方によっては不利な条件となるから要注意
残クレを利用することで、通常のローンでは手の届かない高いグレードの車を買えるなどメリットもありますが、デメリットも存在します。 残クレのリスクをあらかじめ把握したうえで、後々トラブルにならないように利用しましょう。 執筆者:宇野源一 AFP
ファイナンシャルフィールド編集部