【天皇賞春・生情報】GW渋滞を考慮した関東勢の状態は? 挽回期すタスティエーラ「徐々に環境にも慣れてきた」
[GⅠ天皇賞・春=2024年4月28日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル] ゴールデンウイークの影響を受けた渋滞を考慮し、美浦から遠征してくる関東馬3頭は決戦前々日の金曜輸送(26日)を選択。これが今回は吉と出ているようだ。 ワープスピード(牡5・高木)に帯同した中垣助手は「予想していた以上に輸送がスムーズで、中京に遠征するくらいの時間で到着することができました。カイ葉もしっかりと食べていますし、元気がありながら、運動のときなどはリラックスしていて、とてもいい雰囲気です」と感触の良さを口にする。「切れるタイプではないし、枠(2枠4番)も最高のところなので、スタートさえ決まればある程度は前の位置で…と(三浦)ジョッキーは話していました」とレースでのイメージもコメント。前日の今朝は装鞍所での運動を1時間消化している。 タスティエーラ(牡4)とチャックネイト(セン6)の2頭で挑む堀厩舎。どちらもスクーリングを兼ねた乗り運動を1時間消化した。タスティエーラについて吉田助手は「前回との比較はつかない(同馬の担当者が香港に遠征中のため)のですが、到着後こそ少し食いが悪いところがあったものの、その後は食べていましたし、問題ない程度と思っています。徐々に環境にも慣れてきたようで、今朝は落ち着いた様子を見せていました」とコメント。 自身の担当馬であるチャックネイトは「タスティエーラと2頭で来たこともありますし、輸送自体もスムーズだったので、いい雰囲気で過ごせていますよ。距離に関してはやってみないとわかりませんが、切れよりも長く脚を使うタイプ。こなしてくれると思っています」と感触を伝えている。
東スポ競馬編集部
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