日本VS韓国…。高額なのは? U-23代表、市場価値ランキング9位。日本復帰で好調? 挫折を味わったMF
AFC U-23アジアカップ カタール2024のグループリーグ最終節で、U-23日本代表とU-23韓国代表が対戦する。強烈なライバル関係がある日韓の代表チームで、市場価値が高いのは誰なのか。パリ五輪を目指す両国の市場価値を、ランキング形式で順位ごとに紹介する。※市場価値は4月20日時点の『transfermarkt』を参照、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
9位:田中聡(U-23日本代表) 生年月日:2002年8月13日(21歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 所属クラブ:湘南ベルマーレ 2024リーグ戦成績:7試合1得点1アシスト 田中聡は、湘南ベルマーレの下部組織で育ち、17歳でJ1デビューを飾った。プロ1年目の2021シーズンからレギュラーに定着して高いポテンシャルを見せつけると、2022年夏に日本を飛び出し、ベルギーのコルトレイクに期限付き移籍している。 しかし、初のヨーロッパ挑戦は早すぎたのか、シーズン序盤こそ出番があったものの、怪我や監督交代の影響もあって次第にポジションを失ってしまい、1年後に湘南に復帰している。それでも、再びJリーグで存在感を高めているところだ。市場価値は、コルトレイク加入直後が80万ユーロ(約1億1200万円)で、その後65万ユーロ(約9100万円)まで下落したが、現在は70万ユーロ(約9800万円)まで戻している。 田中は、AFC U-23アジアカップ カタール2024のメンバーの当落線上にいたものとみられるが、3月のU-23ウクライナ代表戦で好パフォーマンスを見せ、Jリーグでも好調であることを評価されて生き残った形だ。ここまで本戦における出番はないが、どのタイミングで起用されるだろうか。
フットボールチャンネル