【速報】異例の『公募』で選ばれた次の市長候補が急きょ“出馬辞退”を発表「心臓疾患みつかり入院」 大阪・四條畷市
大阪・四條畷市の現職市長が異例の公募を実施して決定した“後継”の市長候補が、市長選への立候補を辞退したと発表しました。 12月15日に告示、12月22日に投開票が行われる四條畷市長選挙をめぐっては、9月、現職の東修平市長が不出馬を表明するとともに、“後継候補”の公募を民間の求人サイトで実施すると発表。 全国から集まった209人の中から、市内在住で元国連職員の篠原雄之さん(38)が後継候補として選ばれました。異例となる公募について、東市長は「四條畷市がこれからも継続的に発展していくために、情熱と素質があるリーダーが一定期間で生まれる『流れ』をつくる」と語っていました。 ところが26日になり、「篠原さんの特段の事情により立候補を辞退される運びとなった」と表明し、篠原さんが急きょ、出馬を取りやめたことがわかりました。 27日午前、東市長が大阪市内で会見を開き、篠原さんの出馬辞退の理由を「体調不良」と説明しました。東市長によりますと、篠原さんは25日の早朝から市内で活動した後、自宅に戻って意識を失い、病院を受診。検査で心臓の疾患が見つかったということです。 篠原さんは医師から絶対安静を求められたほか、精密検査のための入院も必要ということで、『出馬辞退』を決めたとしています。現在は容体が安定し、篠原さんは「悔しい。情けない」と語ったということです。 市長選には現在、元四條畷市議会議員の渡辺裕氏も出馬を表明していますが、ほかに候補者がいない場合には、無投票で市長が決まります。 東市長は今後について、「市民がまちのことを考える機会を失うのはよくない」とし、新たな候補者を立てる考えを示しました。公募プロジェクトでは、篠原さんの他に5人が最終選考まで残っていたということで、出馬意向を確認したいとしています。また、候補者が立てられなかった場合などには、東市長が再び出馬することも考えるとしています。
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