鼻を優しくなでてもらって寝てしまう犬、読み取れる心理は? なでる際のポイントも獣医師が解説
犬にはいろいろなタイプのコがいますよね。 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@mameshiba__tamaさんの愛犬・タマちゃん(撮影時1才6カ月/柴犬)。飼い主さんいわく、タマちゃんは「鼻を“こしこし”されると寝ちゃうタイプの柴犬」とのこと。 【動画】鼻をなでられてうっとりと気持ちよさそうに目を閉じ、そのままスヤァと眠ってしまうタマちゃん 飼い主さんが、お布団をかけてまったりしているタマちゃんの鼻を指で優しく触ると… タマちゃんは気持ちよさそうに目を閉じ、そのままスヤァ…と眠ってしまうのでした。 見ているとほんわかとした気持ちになる、微笑ましいスキンシップタイムの様子。当時の出来事について、飼い主さんに詳しくお話を聞くことに!
夜寝る前のスキンシップタイムの出来事だった
飼い主さんの家では、夜は飼い主さんとタマちゃんは別々に寝ているそう。そのため、寝る前に1時間ほどソファで一緒にテレビを見たり、スキンシップをとるのが毎日の習慣になっているのだとか。 その時間帯のタマちゃんは、飼い主さんの膝の上に乗っていたり身を寄せていたりとリラックス状態のようで、なでてあげるとウトウトしているといいます。 タマちゃんはナデナデが好きなようで、飼い主さんは普段からタマちゃんの鼻や口、耳の裏などもよくなでているとのこと。あのときは鼻をなでていたら寝てしまったようで、その様子を撮影していたそうです。 飼い主さんの家ではよく見られる光景のようですが、タマちゃんのあの姿を見て飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。 飼い主さん: 「おそらく、タマは『おなかもいっぱいだし、芝生で走り回って今日も一日よく遊んだな。疲れたしぬくぬくナデナデされながら気持ちよく寝るか』という気持ちだったのではないかなと。 走り回ったりイタズラしたり、追いかけっこを要求したりする日中の姿と、眠いときの甘えん坊な姿のギャップがとても愛おしく思います」
【獣医師解説】鼻をなでられて寝てしまう犬の心理
タマちゃんは、飼い主さんに鼻を優しくなでてもらっているときに、そのまま寝てしまいました。この光景からはどのようなことが読み取れるのか、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。 原先生: 「鼻周辺はとても敏感なエリアのため、一般的にはあまり触られることを好まない犬が多いかと思いますが、今回のタマちゃんは鼻を触ってもらうことが好きなようですね。 飼い主さんのお話をうかがう限り、タマちゃんはすでに十分に遊んで食べて、寝てしまう一歩手前という状況だったのだと思います。そこに飼い主さんから『鼻をなでてもらう』という究極の最後の一押しがあり、思わず寝てしまったのではないでしょうか」