ベルサイユ宮殿でぼや騒ぎ、改修中の屋根から煙…観光客数千人が一時避難
ロイター通信などによると、パリ郊外にあるベルサイユ宮殿で11日、改修中の屋根部分から煙が上がり、観光客数千人が一時避難する騒ぎとなった。火災は消防士がバケツの水ですぐに消し止めた。負傷者や建物、収蔵品への被害はなかった。
煙は午後3時過ぎに確認され、消防士約100人が駆けつけた。約1時間後には再入場が許可されたという。
ベルサイユ宮殿は観光名所がひしめくパリ一帯でも人気が高い。昨年は約810万人が訪れ、そのうち7割超が外国人だった。7月に開幕するパリ五輪では馬術の競技会場となっている。