「災害支援ナース」を能登半島地震の被災地に派遣 避難所生活は合併症の可能性も 広島県看護協会
能登半島地震で、被災した地域の避難所で活動する「災害支援ナース」が17日、石川県に向け出発しました。 【写真を見る】「災害支援ナース」を能登半島地震の被災地に派遣 避難所生活は合併症の可能性も 広島県看護協会 被災地に派遣されたのは、広島県看護協会に登録している「災害支援ナース」4人です。4人は18日、石川県小松市の総合体育館に開設する1.5次避難所で、高齢者や基礎疾患を持つ被災者への服薬指導や感染症予防をはじめ、衛生管理などの業務にあたります。 出発を前に、生活用品をはじめ、血圧計や聴診器・消毒薬など、持ち物を一つずつ確認していました。1チーム2人で行動し、被災地には4日間滞在する予定です。 広島県看護協会 災害支援ナース 「食事が偏って、便秘を引き起こす。避難所生活は、トイレに行かない。動かないで合併症が発生する。専門知識を用いて、介入できれば」 広島県看護協会では、1月末までにあと2回、「災害支援ナース」を派遣する予定です。
中国放送
【関連記事】
- 「西日本は南海トラフ発生前の地震活動期」能登半島地震 “流体の影響”研究する専門家指摘 阪神・淡路大震災前より “切迫”評価 危険度「最高ランク」の活断層とは
- 「『ママ来たよ 起きて』 叫んだけれど息子(7)は息を引き取った」 明かされた両親の思い 眠気におそわれ赤信号で… 男(63)の後悔と下された判決
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害 「最初のところで止められたら」女性が抱える苦悩 専門家は「『自分が悪い』と思わないで」
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
- 実の父親からの性的虐待は保育園のころから…「このままじゃ生きられない」女性の訴えは届くか