新型「BMW M4」発表!巨大なキドニーグリルは残るが多くのことが変わった
デザイン
ビジュアル面では、「M4」で最も印象的で話題となったディテール、大型のダブルキドニーグリルが引き続き採用される。これもまた、横方向のダブルストラットと同様に変更はない。ヘッドライトは、おなじみの「エンジェルアイズ」デザインから徐々に移行している。
M4 CSLのリアライト
追加料金で、ブルーのインサートが入ったマトリックスLEDヘッドライトや、シティライトやコーナリングライト機能などの新機能も追加される。リアでは、見慣れた要素がすぐに見る者に微笑みかける。リアライトには、限定モデルの「M4 CSL」にも採用されたライトグラフィックが採用されているからだ。
ヘッドライトのグラフィックは、グラスファイバーの束が立体的に織り成すグラフィックを特徴としている。コンペティションモデルには新デザインのMロゴ、「M4」には18インチと19インチ、コンペティションモデルには19インチと20インチの鍛造ホイールが装着される。
パワーユニット
基本的に、エンジンに大きな変更はない。「M4」の最もパワフルなバージョンであるM xDrive搭載の「コンペティション」だけが、若干のパワーアップを期待できる。BMWはエンジンを再び研ぎ澄まし、6気筒エンジンの3リッターの排気量から530馬力を絞り出した。これにより、0-100キロスプリントはわずか3.5秒で完了し、最高速度は標準で250km/h、追加料金で290km/hとなる。コンバーチブルの重量増により、オープントップの「M4」は3.7秒で0-100キロスプリントを完了する。 他の2つのバージョン、「M4」と「M4コンペティション」は、性能の数値を維持している。つまり、ベースモデルは480馬力、「コンペティション」は510馬力となる。また、純血主義者には朗報だ。標準の「M4」を選ぶと、6速マニュアルギアボックスが装備される。最上級モデルと同様、最高速度は290km/hに達する。
装備
インテリアには、ステアリングホイールのみ新しいデザインが採用されるなど、微妙な変更しか加えられていない。その代わり、「M4」は特にテクノロジーの面でアップグレードされている。12.3インチのコックピットディスプレイと14.9インチのインフォテインメントスクリーンで構成されるカーブドディスプレイは、まったく新しいものではないが、最新のソフトウェアとBMW OS 8.5オペレーティングシステムで動作するようになった。