クイーン「絆(KIZUNA)」、2枚組LP盤で2000枚限定リリース、アルバム12作品の紙ジャケット発売も決定
1月31日に発売された英ロックバンド・クイーンの日本限定のファン投票ライブベストアルバム「絆(KIZUNA)」が、2枚組みLP盤(180グラム重量盤)として、7月17日に2000枚限定でリリースされることが30日、決まった。 クイーン+アダム・ランバートの来日公演を記念し、当初はCDと同時発売される予定だったが、「制作上の都合」としていったん、発売中止に。英ロンドンのアビー・ロード・スタジオのマスタリングエンジニアで、ビートルズやローリング・ストーンズら世界的ミュージシャンのLP盤のカッティングを手がけるその道の第一人者で、巨匠マイルス・ショーウェル氏がマスタリングを担当。CDと同様に「愛にすべてを」や「’39」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」など16曲が収録されるが、CDとは異なる“音響体験”が可能になる。なお、海外のクイーン公式ストアオンラインストアでも1000枚限定でリリースされる。 日本では入手困難だった「フラッシュ・ゴードン」(1980年)以降のオリジナルアルバム12作品の紙ジャケット発売も決まった。7月17日に「フラッシュ・ゴードン」から「イニュエンドウ」(91年)までの6作品、8月7日に「メイド・イン・ヘヴン」(95年)からの6作品を、いずれも限定リリース。「グレイテスト・ヒッツ3~フレディ・マーキュリーに捧ぐ~」(99年)、「リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ」(2005年)、「ザ・コスモス・ロックス」(08年)、大ヒット映画のサントラ「ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)」(18年)、「ライブ・アラウンド・ザ・ワールド」(20年)の5作品は初めて紙ジャケット化される。
報知新聞社