駅間トンネルなど、大阪市営地下鉄全線で携帯電話の利用可能に
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは27日、携帯電話設備の設置を進めていた大阪市営地下鉄での整備エリアを拡大し、31日から同地下鉄の駅構内やトンネルなど全区間で携帯電話によるインターネット接続が可能になると発表した。 交通科学博物館 「閉館記念グッズ」を販売
今回整備されるのは同地下鉄千日前線全線と谷町線大日駅から駒川中野駅の区間、長堀鶴見緑地線の大正駅から蒲生四丁目駅の区間で、31日の始発から利用可能となっている。この整備完了により、同地下鉄は駅構内だけでなく、車両走行中のトンネル内など全区間で携帯電話によるインターネット接続が可能となる。 大阪市交通局によると、同地下鉄では2012年4月に同中央線の本町駅~堺筋本町駅で整備されたのを皮切りに、通信事業者による携帯電話設備の設置が進められてきたという。同交通局担当者は「今回の整備でEメールの受信も可能となり、災害時の連絡手段になることも期待されます。ただ車内での携帯電話の通話はご遠慮頂き、優先座席付近では電源を切って頂きますようお願いします」などと話していた。