松島花の初めてのミラノコレ 「プラダ」や「マックスマーラ」のショーに感動、グルメも満喫
真っ白でクリーンな会場で披露されたのは、女性の知性や聡明さを感じられるコレクションでした。リラックスした印象のニットスカートに、あえてカチッとしたジャケットを合わせたスタイルや、美しいカットのシャツドレス、上品な肌見せ。シンプルで変わらない美しさがありながら、時代感をうまく取り入れ女性の魅力を最大限に引き出す「マックスマーラ」に今一度魅了されました。
「プラダ」ショーでこれからのファッションについて考える
ショーが終わると、すぐにホテルへ戻り次の「プラダ」のショーに向けてヘアメイクをチェンジです。「マックスマーラ」とはガラリと雰囲気を変え、前髪を短くセット。「プラダビューティ」のリップをポイントにしました。
コレクションからは、次から次へとコンテンツが押し寄せる、情報の海を泳がざるを得ない時代を生きる現代の人々への強いメッセージ性を感じました。服を通してミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)の哲学を感じます。色使いや素材使いは独創性に溢れ、アートや時代性を織り交ぜた表現で「プラダ」らしい世界観を体感できました。デジタル時代におけるファッションとはこれからどう変化していくのだろうと考えさせられるショーでした。大好きな「プラダ」のショーを間近で見ることができ、夢のような時間でした。
夜は「プラダ」のアフターパーティーへ。人気DJのプレイで会場は大盛り上がり。楽しい時間を過ごしました。
展示会でコレクションの裏に込められたストーリーに触れる
ショー開催の後日、コレクションを間近で見ることができるリ・シーと呼ばれる展示会が開かれます。この日は「マックスマーラ」のリ・シーにお邪魔しました。気になっていたディテールや素材をチェック。ポケットや折り返された襟、ダーツなどに今回のコレクションのテーマでもある数学の要素が取り入れられていると聞き、緻密に作り上げられたストーリー性にもあらためて感動しました。