別子銅山大水害125年、犠牲者の冥福祈る 新居浜で子孫らが慰霊式(愛媛)
1899(明治32)年8月28日に起きた別子大水害から125年に合わせ、犠牲になった別子銅山の作業員や家族らの慰霊式が27日、愛媛県新居浜市山根町の瑞応寺墓地で営まれた。犠牲者のひ孫の志尾邦夫さん(57)=さいたま市=と「別子銅山の歴史を学ぶ会」(入江義博会長)の6人が冥福を祈った。 大水害では、台風が別子銅山を直撃し、集中豪雨によって土石流が発生。銅山の労働者や家族ら513人が犠牲になり、東予地域一帯でも大きな被害が出たとされる。
愛媛新聞社