板倉滉 (C)Getty Images

ボルシア・メンヒェングラットバッハ（ボルシアMG）DF板倉滉は最近多くの失点に関与している印象が強いようだ。ドイツ紙『ビルト』はチームの「新しい弱点」と称している。 ブンデスリーガ第6節まで2勝4敗とやや低調なスタートを切ったボルシアMG。ジェラルド・セオアネ監督の進退が問われる中、先日ブンデスリーガの市場価値データを更新した『Transfermarkt.de』で板倉は200万ユーロのアップを記録し、1500万ユーロ（約24億4000万円）とチーム最高額の選手に躍り出た。 『ビルト』はそれを取り上げながら、「よりによってそんな彼が新しい弱点になっている！」と非難。第4節フランクフルト戦（0－2）の失点シーンでは1点目のヒューゴ・ラーションを見失い、追加点のオマール・マームシュにかわされ、つまずいたこと、第6節アウクスブルク戦（1－2）では自身がクリアしたボールがそれぞれケヴェン・シュロッタ―ベックとアレクシス・クロード＝モリースのゴールにつながったことを指摘し、板倉はチームが喫した「直近の4失点に常に関与した」とした。 一方で同紙は、それらについて「板倉はグラットバッハではこれほどの頻度で個人ミスを見せることは今までなかった」と不思議がる様子。「とにかくこのミスの連続はブンデスリーガでのハイデンハイム戦（19日）で断ち切らなければいけない」と同選手に呼びかけている。