未だフリーエージェントのラビオ、移籍先の決まらない理由は高額年俸…ラビオ陣営の決断はいかに
2023-24シーズン限りでユヴェントスと契約満了になったフランス代表MFアドリアン・ラビオは、未だ移籍先が決まっておらずフリーエージェントとなっているが、同選手の要求する高額な給与が移籍先の見つからない要因となっているようだ。 現在29歳のラビオは、昨シーズンをもってユヴェントスとの契約が満了した。ユヴェントスはラビオの残留を求めていたが、ラビオ陣営が契約延長のオファーを断ったと報じられている。 ラビオ陣営は移籍先のクラブに対して高額な給与を求めているようで、イタリアメディア『Calciomercato』は、年俸1000万ユーロ(約16億円)と契約金として1500万ユーロ(約24億円)を要求していると報じている。 現在はラビオの移籍先として、イングランドやトルコ、サウジアラビアなどが挙げられている。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドもその候補の1つとなっているが、やはりラビオ側の要求する金額が高すぎると考えているという。 イギリスメディア『Football Insider』は「マンチェスター・Uとラビオ陣営で交渉が行われたが、獲得する可能性は低い」と報じており、ここでも高額年俸を移籍の決まらない理由に挙げている。 そしてプレミアリーグのクラブは9月13日までに、トップチームに最大25名の選手登録を完了させなければならない。プレミアリーグの移籍市場は8月30日に閉まったものの、ラビオのようにフリーエージェントとなっている選手の獲得はできるが、登録期限が迫っている。また移籍先の候補となっているトルコ方面も移籍市場の閉幕が近づいている状況だ。 このまま進展がなければ、冬の移籍市場までラビオの新天地が決まらない可能性もあるが、ラビオ陣営はどのような決断を下すのだろうか。
SPOTV NEWS