堂本光一 しみじみ「SHOCK」ラストラン幕開け「この稽古場も最後なんだなぁ」
KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演するミュージカル「Endless SHOCK」(29日まで)のファイナル公演が8日、東京・帝国劇場で初日を迎えた。「SHOCK」シリーズは2000年から光一が主演を務め、今年で終了が発表されている。 カウントダウンの足音を感じている。4月の帝劇を皮切りに、大阪、福岡を経て再び帝劇へ帰還。初日前のゲネプロを終えた光一は「地方公演の時は最後だと意識できずにいた。それは良かったんだけど、帝劇に戻ると『この稽古場も最後なんだなぁ』と。ゲネプロもラストですからね」としみじみと語った。 珍しい言葉だった。総上演回数は2103回となり、国内演劇の単独主演最多上演記録を更新し続けているが「舞台に立てば初日も中日も千秋楽も関係ない。その時しか見られない人のために全力」と目の前の舞台を何よりも大事にしてきた。 客席からは上演初年時のアンサンブルたちがかけつけ、光一とともに「SHOCK」シリーズの進化を加速させたトラヴィス・ペイン氏、ステイシー・ウォーカー氏も舞台を見守った。 既に大千秋楽までのチケットは完売で、全国映画館で上映されるライブビューイングへの申し込みも殺到している。「支えてくれる皆さんとともに、SHOCKを一カ月間にわたって応援してくれれば」。ラストランの幕が上がった。