バドミントン大会で日台友好のラリー 熊本県八代市の小中学生ら招待の14人と
台湾積体電路製造(TSMC)の本社がある台湾・新竹市の児童と九州の児童生徒が交流するバドミントン大会が3月30、31日、熊本県八代市であり、選手たちは言葉の壁を越えてスポーツで友好を育んだ。 大会は八代ジュニアバドミントンクラブが毎年開き、今年は九州から約600人が出場。八代市の小中学生選手団が1月、新竹市を訪問した縁で、小学4~6年生14人を招待した。 選手たちは笑顔で「はじめまして」「よろしくお願いします」などとあいさつし、記念品を交換。試合では真剣なまなざしでシャトルを追った。 初戦で勝利した新竹市の女子児童(12)は「日本で貴重な経験が積めてうれしい」。1月に新竹市を訪れた八千把小5年の女子児童(11)は「日本でバドミントンを楽しんでもらえるよう恩返ししたい」と意気込んでいた。(河内正一郎)