「バブル期に証券会社で働いていた。懐かしい気持ちで見守った」日経平均株価が史上最高値 専門家は「これがゴールじゃない」
22日、大阪で日経平均株価の史上最高値を見ていた人はこうつぶやきました。「バブル期に証券会社で働いていた、今回はその時を思い出しながら懐かしい気持ちで更新を見守っていた」 【画像を見る】「海外投資家がドサッと日本株を買いに来ています」専門家は、春闘の時期の最高値は『賃金アップにつながる可能性』 きょうの東京株式市場で日経平均株価は一時、1989年12月につけた終値ベースの史上最高値3万8915円を34年2か月ぶりに上回りました。 アメリカの半導体大手「エヌビディア」の決算内容が市場の予想を上回ったことを受け、取引開始直後から半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が広がり、大幅に値上がりしています。 大阪で、投資家の声を聞きました。 「長年、塩漬けになっていた株がプラスに転じて嬉しい」 「上がったのは嬉しいけれど、経済の実態に即しているか不安」 岩井コスモ証券の有沢正一さんは、「バブル当時の高値とは違って 今の株価水準は決して日本の上場企業の実力だとかからするとそんなに高くもない。これがゴールじゃなく、ここから新しい株価の上昇ステージが始まる入口だと思います。」