西武“100敗ペース”超える 勝率3割切る 泥沼5連敗&32イニング連続無得点 借金ワースト更新『26』
◇プロ野球パ・リーグ オリックス2-0西武(21日、京セラドーム) 4連敗で交流戦後、最初の試合を迎えた西武。その立ち上がり、西武の先発・今井達也投手は、オリックス先頭打者・茶野篤政選手にライトへの3塁打を許すと、3番太田椋選手にタイムリーを許し、1失点。リードを許す展開となります。 6月18日終了時点でのパ・リーグ順位表 ここ2試合無得点に終わっている打線は直後の2回5番中村剛也選手がチーム初ヒットで出塁。しかし、続く6番長谷川信哉選手が内野ゴロ、7番児玉亮涼選手がダブルプレーでチャンスを作ることができません。 最大のチャンスは5回、2本のヒットと送りバントで1アウト1、3塁。打席には9番源田壮亮選手。1点を取りにいくため、カウント2-0からスクイズに出ますが、うまく当てることができずファウル。その後追い込まれると、6球目のスライダーを打ち返しますがサードゴロ。3塁ランナーが挟まれアウト、続く1番奥村光一選手も見逃し三振に倒れ、得点を奪えずこの回の攻撃を終えました。 8回には、粘りの投球を見せていた今井投手がオリックス2番森友哉選手にホームランを浴び、2失点目。西武打線は最後まで1点を奪えず、5連敗。14日DeNA戦の5回から32イニング連続無得点となりました。 そして今季の勝敗は64試合で19勝45敗。借金は今季ワーストを更新する26。勝率は.297となり、ついに3割を切りました。またこの敗戦により、シーズン143試合に換算すると、100敗を超えるペース。6月は2勝13敗、勝利が遠い状況が続いています。