「軽自動車」は普通自動車より「年7万円」維持費が安い!? 電気自動車の費用とも比較
環境が変わり、軽自動車から普通自動車に乗り換えようとする人もいると思います。そこで気になるのは、年間の維持費の違いではないでしょうか。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた! 一般的に軽自動車のほうが普通自動車よりも維持費が安いので、買い替えをちゅうちょする場合もあると思います。それでは、軽自動車と普通自動車では維持費はいくら違うのでしょうか?また、電気自動車と比較した場合も気になるところです。 そこで本記事では、軽自動車と普通自動車の維持費の違いについて解説していきます。電気自動車とも比較するので参考にしてください。
軽自動車の維持費
自動車のそれぞれの維持費については、税金、燃料費を合計し、比較していきます。 軽自動車にかかる税金は軽自動車税と自動車重量税があります。スズキ・ワゴンRを例にすると、軽自動車税は年間1万800円、自動車重量税は1万6400円(2年)です。自動車重量税は1年間だと8200円になります。 そして燃料費については25.2km/Lがカタログの燃費になっているので、こちらを参考にして考えます。12月18日現在のガソリン価格の平均は175.1円です。年間1万km走行したと考えると、6万9484円になります。年間の合計額は8万8484円です。
普通自動車の維持費
普通自動車の維持費についてはスズキ・ジムニーを例にしていきます。 普通自動車にかかる税金は自動車税と自動車重量税です。ジムニーの場合は自動車税が年間3万500円、自動車重量税が2年間で2万4600円になります。自動車重量税は1年間だと1万2300円です。燃料費は15.4km/Lなので年間1万km走行したとすると、11万3701円です。年間の合計額は15万6501円になります。
電気自動車の維持費
電気自動車は、「エコカー減税」や「グリーン化特例」といった減税措置があるので、税金を抑えられます。日産・リーフを例にすると、自動車税は2万5000円(2年目は6500円、それ以外は2万5000円)、自動車重量税は免税(3年目まで)です。初年度は2万5000円で2年目は6500円、3年目は2万5000円となります。 また、日産・リーフは60kwhのバッテリーを搭載していて、60kwh×31円(電気代の目安単価)を計算すると1回の充電で1860円の燃料費がかかります。1回の充電で450km走行できるので、年間で4万1333円が必要な燃料費です。合計額は、1年目は年間6万6333円、2年目は年間4万7833円になります。