テレサ・テンさん歌碑除幕 福島・三島の会津宮下駅前、ふるさと運動の縁伝える
アジアの歌姫として人気を誇った故テレサ・テンさんと三島町のつながりを伝える歌碑が同町のJR只見線会津宮下駅前に設置され、8日に現地で除幕式が行われた。 町は都市・農村間交流を進める「ふるさと運動」を展開しており、テレサさんは1977年3月、8枚目のシングル「ふるさとはどこですか」のキャンペーンで来町。町民と交流し、特別町民に登録された。 町はテレサさんのゆかりの地としてその足跡を広く伝えようと、ふるさと運動50周年の節目の記念事業として歌碑を建立した。歌碑には「ふるさとはどこですか」の歌詞が刻まれており、隣にはセンサーで人を感知して曲が流れる音響設備も置かれた。 式では矢沢源成町長、テレサさんの兄でトウ麗君文教基金会董事長のトウ長富(とうちょうふ)さん、同会名誉顧問でテレサさんの日本デビューを手がけ日本の父と呼ばれた舟木稔さんらが除幕し、歌碑を披露した。式には仙台テレサ・テンファンクラブ、テレサ・テン東京ファンクラブの会員らも訪れた。
福島民友新聞