オリンピックに出場したアスリートが特別授業です。 長野市の小学校に10日、スキー・モーグルの元選手星野純子さんが訪れ、子どもたちに現役時代に実践していたトレーニングを教えました。 星野純子さん 「スキーのモーグルという種目をやっていました。見たことある人いますかー？」 スキー・モーグルの元選手で冬のソチオリンピックと北京オリンピックに出場した星野純子さん。 これはアスリートやパラアスリートが全国の学校で体育の授業を行うスポーツ庁のプロジェクト通称「アスリーチ」です。 10日は長野市、川中島小学校の5年生に特別授業が行われました。星野さんは、現役時代に行っていたというトレーニングを伝授。 まずはウォーミングアップの2人1組で行うストレッチです。 （手を押し合う）「はい！伸びてます」 続いて、イメージした通りに身体を動かすためのトレーニング。 右手で数字の「1」を左手では「三角」を描き左右で異なる動きを同時に行います。 せーの！ さらに、足踏みもプラスすると子どもたちは大混乱！ 苦戦しながらも楽しそうにトレーニングに挑戦していました。 5年生 「楽しかったです」 「なかなか思い通りにいかなくてびっくりしました」 「僕は習い事やってるから（サッカー）とてもいい経験になったなと思います」 「いつもじゃできない運動とかをできて楽しかったです」 星野さん 「運動の楽しさを改めて実感したっていう声をたくさんいただいてすごくうれしかったです」 「アスリーチ」は、県内ではこのほか、「14の小中学校」で行われる予定です。