【がっつり玄界灘!】旅館でプライベートサウナ/八幡屋(福岡県遠賀郡岡垣町)
”ととのう”とはサウナでの専門用語。サウナのあと、水風呂に入り、休憩をする…これを3回ほど繰り返すことで訪れる”快感”の状態のことを言います。「totonoimap」では温泉大国九州の魅力ある様々なサウナを紹介していきます。
宿泊する部屋でサウナが違う!10名が利用可能な完全プライベートサウナ
2023年3月に、創業88年を超える老舗旅館「八幡屋」が大浴場を大胆にリニューアル。なんとワンフロアに部屋が1つだけ!という家族や友人と大勢でプライベートな空間を楽しめる作りになっています。泊まる部屋によって入れるサウナが違うという魅力もあります。 まずは1階の客室へ。10名まで宿泊できるとあって奥行きがある広いお部屋で、大浴場の名残がある内湯の先にあるサウナも規格外。なんと一度に10名が利用可能なんです。 サウナ初心者の宮脇アナ、実は水風呂が苦手で、まだきちんと入ったことがないそう。 水風呂が苦手な要因の1つは体の芯まで温まっていないこと。温まるために熱の上昇が感じやすい上段に座り、呼吸をしやすいようにロウリュウをします。 しっかり温まったあとは水風呂へ!露天風呂エリアは、4つの浴槽のうち3つが水風呂です。施設内で海水浴を楽しんでもらいたいということで、全て目の前の海から引いた海水なんです。海水の効果で保温性が高まるそうです。 そして海が見える海岸沿いの外気浴スペースへ移動。 4階もワンフロア貸切の客室になっていて大浴場並みのサウナも完備!こちらのサウナはオーシャンビューが楽しめます。 他のフロアの宿泊者は珍しい貸切サウナを使うことができます。その名も「ドコデモサウナ」! サウナの本場フィンランドでは、サウナを車で牽引しながらいろんな場所で文化があります。八幡屋ではフィンランドから輸入した日本初の移動式コンテナサウナを導入しています。 備えているのは薪ストーブのサウナ!薪サウナの特徴は、熱いけどマイルドな暖かさ。こちらのサウナもセルフロウリュが可能で、天井の傾斜で熱の対流を促してくれます。海を眺めつつ、薪の優しい音でヒーリング効果抜群。 水風呂は岡垣の地下水を使用、冷却装置で10~12℃に保たれています。冷たい水風呂に入るときのポイントは、冷たさに敏感な指先や足先を出すこと。体感温度が上がるのだそうです。 最後は海辺の外気浴スペースで優しい海風に癒されてととのい完了です。