肌ばかり一生懸命磨いて、髪型を放置していない…!?【美容家・大野真理子「美人はリスク」】
気づけば20年近く同じ髪型でした
最近思うのが、もしかして私、一生この髪型なのかな？ ということ。というのも私は普段のファッションは超コンサバだけれど、プライベートで着る服は少しカジュアルになりつつあって、そうなったとき「顔」と「髪」という、体の上部分だけ超コンサバなことに違和感を感じることが出てきて。でも、 年齢を重ねると髪型ってなかなか変えられないですよね 。私もきっと美容家の仕事をしていなかったら変わるチャンスもなく、一生ワンレンロングだったはず。そもそも 大学生から去年くらいまでずーっと前髪なしのワンレンロング 。前髪がなかったのにも理由があって、 お肌のケアを何よりも最優先したかったから 。額のニキビに悩まされていた時期もあったので、前髪という少しでも刺激となる要因は排除したかったのです。4年に1回くらいはふと思い立って前髪を切ってみるものの、「前髪ない人」の癖がついてしまっているものだから、すぐまた元通り。そんなこんなで、 私はいつこの髪型から脱出するのだろう…とぼんやり思いながら、同じ髪型を続けてきました 。 【写真4枚】この記事で紹介した、大野真理子さんのプライベートショットはこちらからチェック！
去年、髪型を変えてみて本当に良かった
ところが本格的に美容のお仕事を始めて、いろんなヘア＆メイクさんにやっていただく機会が増えた去年、「 顔や身長のバランス的にもう少し長さを切ったほうがいい、前髪も絶対に作ったほうがいいよ 」と言われて、プロの方が言っているのだからと思い、 ロング→セミロング、前髪なし→前髪あり に思い切ってチェンジ。カラーも前に比べると少し明るくしました。 結果、今の髪型にして本当に良かったと思っています （今またカジュアル服に合わないかも問題が発生していることはさておき）。ロングからショートほどの劇的な変化はないものの、自分比でかなりアップデートできた気がする。以前は頭皮をいたわりたくてカラーリングもあまりしていなかったこともあり、見方によっては巻かないと髪が海苔!? なときもあったので（笑）。 だから年齢を重ねてずっと同じ髪型だな～という人は、一度、客観的に誰かに見てもらうのもありだと思うのです 。プロのヘア＆メイクさんでプライベートレッスンをされている方もいるし、同じヘアサロンに何年も通って「いつもの感じで」となりがちな人はサロンを変えてみるのだってあり。今はアプリも進化しているから、自分の顔をはめると結構リアルにその髪型をシミュレーションしてくれたりもする（昔のものはウイッグをかぶったみたいな感じの仕上がりだったけれど）。顔の形がこうだから私にはこの長さがベスト、と長年こだわりを貫いている人がいたら、一度その思い込みを捨ててみると、私がそうだったように新しい自分に出合える確率がグッと上がる気がします。 顔や時代も変化していくように、似合う髪型だって変わっていくはずだから 。
