華やかに舞え! 女流棋士たちのエモーションVol. 13 北村桂香 女流二段
桂香を使って詰ませるとうれしくなる
【扉写真】本誌
(初出:将棋世界2023年12月号。本文中の段位・肩書は当時のものです) 将棋の駒から名前が取られていることでもおなじみの北村桂香女流二段。アマチュア大会での活躍を経てプロ入りすると、第37期女流王将戦で挑戦者決定戦に進出するなど実力を発揮している。2021年には出口若武六段と結婚し、棋士と女流棋士の夫婦としても話題を呼んだ。本インタビューでは、夫婦の日常などのプライベートから、将棋の勉強法まで幅広く尋ねた。 Profile ● きたむらけいか 1995年11月14日生まれ。京都府宇治市出身。小林健二九段門下。将棋好きの父親に、駒の「桂」と「香」から桂香と名付けられる。その父親から将棋を教わるとめきめき上達し、高校タイトルを獲得した。2013年4月に女流3級。同年6月に女流2級に昇級してプロ入り。2015年には第37期女流王将戦で挑戦者決定戦に進出した。振り飛車党で、中でも三間飛車を得意とする。立命館大学出身。 ■夫婦棋士として ●出口若武六段と結婚して約2年半がたちました。結婚生活はいかがですか。 「2年半もたったんやなって思うと、あっという間やなという感じはしていて。毎日を楽しく過ごしています」 ●将棋の話もすると思いますが、どういった内容の会話になるのでしょうか。
本文:7,081文字
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将棋世界編集部