YOSHIKIデザインの新ブランドがミラノファッションウィークで公式デビューへ「華やかで予想外なタッチ」
YOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)がデザインを手がける新たなファッションブランド「MAISON YOSHIKI Paris」が、20日からイタリア・ミラノで開催される「ミラノファッションウィーク2024/2025年秋冬」初日に公式デビューすることが決定した。 【動画】公式SNSにてクリエイティブな作業風景を投稿したYOSHIKI 会場は、ミラノの文化、芸術、ファッションの中心地にあり、「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」建築賞を受賞、グッチ、マックスマーラ、ヴェルサーチェの主要イベントが行われてきたボッコーニ大学。ショーは20日午後8時30分(現地時間)から行われる予定となっている。 「MAISON YOSHIKI Paris」は、YOSHIKIのファッション、デザイン、ライフスタイルのビジョンを、プレタポルテのグラマラスでジェンダーレスなデザインと融合。デビューコレクションでは、30ルック以上の発表を予定している。 YOSHIKIは「フェミニンでありながらジェンダーレス、華やかで予想外なタッチのコレクションになると思います。このデザインは私にとって常に重要な要素です。すべてのアイテムにフランスやイタリアの自然素材を用いています」と明かしている。 「MAISON YOSHIKI Paris」はファッションに加えて、フランスのクリスタルメーカー、バカラとのコラボレーションによるラグジュアリーなグラスウェアコレクションも発表する。2021年に行われたバカラ創業180周年を記念するセレモニーで、才能あるデザイナーの1人としてYOSHIKIが選ばれた経緯もある。 今回のコラボレーションは、YOSHIKIがナパ・ヴァレーのモンダヴィ・ファミリーと「Y by YOSHIKIワイン」を創設し、フランスの名門シャンパーニュメゾンPOMMERY(ポメリー)とYOSHIKIが新たなシャンパーニュを展開したこともきっかけとなっている。 呉服屋の長男として生まれたYOSHIKIは、2009年に伝統と革新の融合として「YOSHIKIMONO」を発表。2015年以降、複数回にわたって東京ファッションウィークのヘッドライナーを務めるなどしてきた。