指を痛めた健大高崎・佐藤「アドレナリンでなんとか」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は30日、阪神甲子園球場で準決勝があり、健大高崎(群馬)が5―4で昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)に逆転勝ちし、決勝に進んだ。 【写真で見る】内野ゴロを打ち取り叫ぶ健大高崎・石垣 健大高崎の2番手として八回から登板し、今大会の連続無失点を21イニングに伸ばした左腕・佐藤龍月投手(2年)の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇健大高崎・佐藤龍月投手 登板はないなと思っていたけど、試合の展開によっては投げると言われていた。遅い準備にはなったが、しっかり準備ができてよかった。 ピンチの場面になったら、いつでも行けるようにしっかり準備していこうと思った。いつもみたいに、いい感覚ではなかったけど、マウンドに立って気持ちで投げることができた。 (皮がめくれている左手中指の状態は)今日はいい感じだったが、投げていくうちにまた(傷口が)広がった。(球数は)30球前後になればと思ったので想定内。(痛みは)アドレナリンでなんとかって感じです。 自分の中では、今までの試合は通過点。優勝するために今まで努力してきた。どれだけ痛くなっても、どんな体になってもエースナンバーを背負わせていただいているので、覚悟を持って投げていきたい。自分の中では(決勝を)先発で投げるつもりで準備していきます。