チェイス・アンリ開幕スタメンの可能性も シュツットガルトは守備陣に怪我人続出で緊急事態
CBが手薄な状態
24日(現地時間)、シュツットガルトはブンデスリーガ開幕戦で日本代表MF堂安律が所属するフライブルクと対戦する。 [映像]DFBスーパーカップ レヴァークーゼン対シュツットガルト ハイライト フライブルク戦に臨むにあたって、シュツットガルトの懸念材料はセンターバックだろう。DFヴァルデマール・アントンがボルシア・ドルトムント、DF伊藤洋輝がバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたことでこのポジションは元々手薄になっていたが、彼らの後継者になることが期待されていたDFダン・アクセル・ザガドゥは前十字靭帯断裂で戦線離脱中。DFアントニー・ルオーもレヴァークーゼンとのDFBスーパーカップで肩を負傷し、復帰まで数週間を要するためフライブルク戦には出場できない。 さらに、控えのセンターバックであるDFヤニック・カイテルも22日のチーム練習の際に足を捻挫し、フライブルク戦の出場が危ぶまれている。 こうした中、ドイツ紙『Bild』はシュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督には以下のような代替案があると分析している。 「カイテルがフライブルク戦に欠場するのであれば、ヘーネス監督はMFアンジェロ・スティラーをディフェンスラインに下げるかもしれない。彼はこのポジションで一度プレイしたことがある。1-0で勝利した昨シーズンのドルトムント戦がそれだが、この時の彼はピッチ上で最高の選手だった。他の選択肢としては新加入のDFラモン・ヘンドリクスとDFアンリ・チェイスがいる。しかし、彼らにはブンデスリーガでの経験が欠けている」 開幕戦でチェイスと堂安による日本人対決が実現する可能性も十分にありそうだ。果たしてシュツットガルトのヘーネス監督はどのような決断を下すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部