力走する選手＝富山競輪

　　●地元選手に熱烈エール 　富山競輪（富山市）のF1シリーズ「富山新聞社杯」は10日開幕し、全国から集まった選手が熱戦を繰り広げた。地元からはプロ3年目でA級1班の近谷涼（富山）らが参戦した。5月の全日本プロ選手権自転車競技大会4キロ個人パーシュートで連覇を果たした近谷は、第4レースのA級予選で1着となった。うだるような暑さの中、観客は白熱したレースを楽しんだ。 　地元からは5選手が参戦。地元選手が登場すると、来場者は名前を呼んだり、「頑張れ」という大きな掛け声を出したりしてエールを送った。 　S級2班の宮越孝治（富山）が第7レースの予選で2着、北野武史（石川）が第8レースの予選で6着、竹澤浩司（富山）が第9レースの予選で4着となった。A級1班の奥出良（石川）も出走し、第2レースの予選で1着に輝いた。 　トップ選手が集う最終12レースのS級初日特選では、後藤大輝（福岡）が1着となった。 　第2日の11日はA級の一般と準決勝、S級の一般、選抜、準決勝が行われる。