今が史上最強!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング4位。下落が止まらない!? 批判も珍しくない技巧派
2026年FIFAワールドカップ(W杯)・アジア最終予選の11月シリーズに向けて、サッカー日本代表のメンバーが発表された。アウェイ2連戦で勝利を飾ってW杯出場に近づきたいところだが、今の日本代表であれば十分可能だろう。そんな史上最強とも言われる現在の日本代表の選手たちを市場価値ランキングで順位ごとに紹介する。データは11/14時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。
4位:鎌田大地(かまだ・だいち) 生年月日:1996年8月5日 所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド) 市場価値:1800万ユーロ(約28億8000万円) サッカー日本代表で4番目に高い市場価値を持つのは鎌田大地で、その額は1800万ユーロ(約28億8000万円)に達している。 鎌田は2017年夏にサガン鳥栖からドイツのフランクフルトに移籍。当時の市場価値は75万ユーロ(約1億2000万円)だったが、シント=トロイデンへの期限付き移籍を経て成長し、2021/22シーズンにはフランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献。その結果、市場価値は上昇を続け、2022年11月には3000万ユーロ(約48億円)という最高額に到達した。 しかし、その後は市場価値が減少。2023年夏にラツィオへ移籍するも、イタリアでは適応に苦しみ、出場機会が限られた。シーズン終盤は監督交代もあり出場機会を増やしたことで、市場価値は少し盛り返したものの、1年で契約満了となり、今夏クリスタル・パレスへ移籍してプレミアリーグで新たな挑戦を始めている。 ただ、プレミアリーグでもまだかつての輝きを放っていないと言わざるを得ない。フランクフルト時代の師であるオリヴァー・グラスナー監督のもとで復活が期待されていた鎌田だが、ここまでリーグ戦11試合に出場しながら、得点もアシストも記録できていない。 カラバオカップ(EFLカップ)3試合で2得点2アシストを記録していることが救いだが、プレミアリーグ第11節のフラム戦では、足裏を見せた危険なタックルで一発退場となり、ファンからの批判を浴びた。 ラツィオでは控えの立場に甘んじていたが、現在のクリスタル・パレスで継続的に出場機会を得ている点では、昨シーズンよりも状況は改善していると言える。しかし、ピッチ上での目に見える成果が不足しているため、次回の市場価値更新がどうなるか注目されるところだ。
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