「マッチングアプリで知り合った相手に364万円だまし取られた」芦屋の26男性が被害
12日午後2時過ぎ、兵庫県芦屋市の会社員の男性(26)が「マッチングアプリで知り合った相手から投資名目で約364万円をだまし取られた」と県警芦屋署に届け出た。同署は恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」事件として調べる。 【写真】マッチングアプリ実際どうなの? 会うまで1週間、「ヤリモク」には要注意 同署によると、男性は3月にマッチングアプリで知り合った相手とLINE(ライン)でやりとりをする中で好意を抱いたという。その後、相手から暗号資産(仮想通貨)「イーサリアム」への投資を持ちかけられ、計約364万円分を購入。5月25日まで9回にわたり指定された暗号資産取引所に送金した。 相手の指示でダウンロードした投資アプリ上では、1千万円以上の利益が出ているように表示されていたという。「VIPCSC」というラインのアカウントから「アメリカの税務省に利益金の50%を税金として納める必要がある」などと男性にメッセージが届いたことや、相手と連絡がつかなくなったことから不審に思い、家族に相談して詐欺と気付いたという。