仕事始め 塩田知事が決意「努力が実る一年に」住吉町15番街区やフェリー屋久島2に言及 鹿児島
南日本放送
多くの企業や官公庁ではきょう6日が仕事始め、2025年が本格的にスタートしました。 (塩田知事)「今年の干支は乙巳。みなさまの取り組みの成果が実る一年になるのではないかと考えている」 鹿児島県庁では業務効率化のため、職員向けの知事の年頭あいさつを4年前からオンラインで配信しています。 塩田知事は、能登半島や日向灘での地震を踏まえた防災の強化とともに、農林水産業や観光の振興で「稼ぐ力」を高めていく考えを示しました。 (今年度入庁・県PR観光課 伊藤副さん)「できる限り早くスキルや知識を身につけ、仕事でも頑張りたい」 その後、塩田知事は年頭会見を開き、還暦を迎える今年の決意を語りました。 (塩田知事)「還暦ということで感慨深い。努力を積み重ねて物事を安定させる、努力が実る一年にしたい」 県有地の住吉町15番街区を巡っては、鹿児島サンロイヤルホテルが移転を目指していますが、県は、土地の利用を希望する事業者を公募で選ぶことにしています。 県は、売却と貸し付けのどちらにするかを検討する委員会の初会合を今月9日に開きます。 (塩田知事)「意見をいただいて、県議会で論議も踏まえて最終的に県で決定する。(Q.検討委員会で売るか貸すかめどはつけてもらう?)そういうことになる」 また、故障により去年10月から運休が続くフェリー屋久島2について、県と屋久島町でつくる連絡会を今月8日に立ち上げると発表しました。 出荷シーズンを迎える柑橘やジャガイモなどの輸送に、今後支障が出ないかなどを情報収集するということです。
南日本放送