【愛媛県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選ミシュランにも評された新緑の美しさ
◆桜鯛を使った鯛めし
鯛の生産量日本一を誇る愛媛県。鯛料理が豊富で県の魚にも指定され親しまれている。 鯛は、5月の産卵にむけて脂がのった3~4月が旬。体が桜色に染まることから「桜鯛」と呼ばれている。 さまざまな鯛料理があるが、愛媛県を代表するグルメとして食べて欲しいのは「鯛めし」。松山の「鯛めし」は土鍋や釜に鯛一匹を丸ごと入れて炊き込んだ郷土料理。これに対して宇和島の「鯛めし」は、刺身にした鯛を特製のタレにつけ込み、ご飯の上からかけて一緒に食べる漁師めし。地方によって異なる郷土の味が楽しめる鯛料理がユニーク。 鯛を使ったお土産もさまざま。誰に贈っても喜ばれるものばかりだ。 愛媛の鯛(えひめのたい)
◆遊子水荷浦の段畑
宇和海遊子水荷浦の段畑は、宇和海に突き出した岬の斜面に広がる、石垣で造られた階段状の壮大な景観で知られる。陽当たりのよさと石垣の温熱効果で作物がよく育つといわれる、人々の知恵によって造られた畑だ。 頂上は海抜80メートルにもなり、30度を超える傾斜地を下から見上げると、まるで天に上る階段のよう。段畑と宇和海の景観は美しく、まさに絶景。 遊子水荷浦の段畑(ゆすみずがうらのだんばた) 所在地 愛媛県宇和島市遊子水荷浦
◆わらマンモス
西予市宇和町の伊予石城駅から歩くこと約3分、田んぼの中に突如出現する、藁でできたマンモスの家族が「わらマンモス」。愛らしいつぶらな瞳がなんともキュート。 このアート作品は平成23年にれんげまつりを盛り上げようと東京の武蔵野美術大学と地元有志が協力して制作したのが始まり。 地元住民が協力しあって、毎年3月から4月にマンモスの藁を張り替える作業を行う。毎年、4月29日のれんげまつりの時期には、多くの人が訪れる春の宇和町の名所となっている。 わらマンモス 所在地 愛媛県西予市宇和町岩木
◆開山公園の桜
開山公園は、伯方島の開山山頂付近に位置し、豊かな自然や多島美を望める風光明媚な公園。 頂上にある展望台からは、伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋が一望でき、瀬戸内海の美観を楽しめる。 桜の名所として知られ、春になればソメイヨシノを始めとした約1,000本の桜が爛漫と咲き誇り、山全体が淡い花霞に包まれる。 開山公園の桜(ひらきやまこうえんのさくら) 所在地 愛媛県今治市伯方町伊方