鈴木宙樹vsクォン・ヒョヌ

　5月17日（金）東京・後楽園ホールで開催されるキックイベント『NO KICK NO LIFE』の対戦カード変更が発表され、全試合順も決定した。 　元REBELS-BLACK -60kg級王者・鈴木宙樹（フリー）の相手は、大韓60kg級王者クォン・ヒョヌ（江南 FUN GYM）となった。 【動画】衝撃！鈴木宙樹が梅野源治を飛びヒザでKO 　宙樹は、今大会で引退試合を行う元J-NETWORKスーパーライト級王者・杉本卓也（WSRフェアテックス）の相手を務めることになっていたが、杉本の相手は元NKBフェザー級王者の髙橋聖人（TRIANGLE）に変更となり、宙樹の相手が韓国王者のクォンになった形だ。 　現RIZINフェザー級王者・鈴木千裕の兄である宙樹は、必殺の右ストレートを武器に高いKO率を誇っている。昨年6月のRIZINでは、梅野源治に飛びヒザでの衝撃KOを飾って以来、およそ1年ぶりの試合となる。 　また、スックワンキントーンスーパーライト級王者・健太（E.S.G）の相手は、RKAスーパーライト級王者のKJヒロシ（Y‘ZD豊見城）に決定した。 　健太は元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王座等4つの王座を経験し、戦績は117戦67勝43敗7分という大ベテラン。試合間隔を空けずに戦うことでも知られており“月イチ健太”の異名を持つ。今年4月にはポッシブルKとスックワンキントーン スーパーライト級王座を争い勝利、同級王者となった。 　対するKJは13勝のうち11度がKO勝ちという沖縄のハードパンチャーだ。百戦錬磨の健太選手にどんな戦いを見せるか。 　また全試合順も決定し、メインイベント（第6試合）では［56キロ契約 3分3R］として加藤有吾（RIKIX）とヌアシラー・ウォーウラチャー（タイ）が対決する。 　3月のRISE興行では、True4Uの118ポンド王者・ジャルンスックの上手さの前に持ち味を活かせず敗戦した加藤。今回の相手も、ジャルンスック同様True4Uを主戦場としていたが最近はRWSに参戦し、3戦2勝1敗の戦績を誇るファイタータイプ。ガツガツとアグレッシブな戦いが身上の加藤が、持ち味を生かしてヌアシラーを倒すか注目したい。