コンテはトッテナムを離れ1年経過

現在フリーのコンテ氏　photo/Getty Images

元トッテナム監督のアントニオ・コンテ氏に、ナポリが指揮官就任のオファーを掲示する用意があるようだ。イタリア『Calcio Napoli 24』が伝えている。 アントニオ・コンテ氏がトッテナムを離れ、1年が経過した。現在もコンテ氏はフリーで、いつでも監督に就任できる状態だ。 一方のナポリは、昨季のスクデット獲得から一転、今季は苦しい戦いが続いている。30節終了時点で8位と、昨季のリーグチャンピオンとしては寂しい結果だ。成績不振から、今季は2度も監督が変わった。現在、ナポリの指揮官を務めるのはフランチェスコ・カルツォーネ監督で、スロバキアの代表監督も兼任している。 そんななか、ナポリの会長アウレリオ・デ・ラウレンティス氏は、2年で800万ユーロ（約13億円）、さらに3年目に約40万から50万ユーロ（約6500万円～約8100万円）の昇給が含まれるオファーを、コンテ氏に掲示する準備があるようだ。同会長は、来季は国際的にビッグネームの監督のもと、ナポリを再スタートさせたいと考えているという。 シーズン終盤に差し掛かり、8位のナポリはセリエA優勝どころか、チャンピオンズリーグの出場権の獲得も怪しい状況だ。ナポリの現状から、来季のチーム構築に時間を費やせるため、今夏にコンテ氏が監督に就任するのは良い選択肢であるように思われる。同氏のナポリ就任はあるのだろうか。続報を待ちたい。