「プレーヤー～華麗なる天才詐欺師～」より

ソン・スンホン主演のドラマ「プレーヤー～華麗なる天才詐欺師～」(全20話)が、ＢＳ松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて10月1日(火)朝10時より毎週月～金曜に放送する。本記事では、あらゆる才能が集結した詐欺グループのドタバタ劇を描いた本作のあらすじや見どころについて紹介していく。 【写真】最強のファイター・ジヌンを演じるために、35kg近く増量したテ・ウォンソク ■第1次韓流ブームを支えたソン・スンホン主演の痛快アクションドラマ 2018年に韓国で放送されたドラマ「プレーヤー～華麗なる天才詐欺師～」。犯罪集団のカネをキレイに奪う天才詐欺師軍団たちを描く、愉快で爽快なノンストップアクションだ。本作では、ユン・ソクホ監督の“四季シリーズ”第1作「秋の童話」、第3作「夏の香り」に出演し、第1次韓流ブームの火付け役の1人となったソン・スンホンが主演を務める。正統派イケメンのイメージが強いスンホンだが、近年では2023年公開のドラマ「配達人 ～終末の救世主～」で悪役を演じるなど、さまざまな役どころに挑戦している。 そんなスンホンが本作で演じたのは、端正なルックスに天才的な頭脳、巧妙な話術までも兼ね備えた完璧な詐欺師カン・ハリ。とにかくカネに目がなく、チームの中心的存在だが、その過去は謎に包まれている人物だ。作中でハリは、あらゆる才能を持った人材をスカウトし、詐欺グループ・プレーヤーを結成する。 プレーヤーが狙うのは、違法に集められた“汚いカネ”。高利貸しや財閥二世など、カネに目がくらんだターゲットたちを次々と騙し、悪行を暴いていく…。そんなプレーヤーたちに検事のインギュ(キム・ウォネ)が目をつけ、危険な作戦に目をつむる代わりに検察に協力するよう持ち掛けてくる。しかし、ハリにはカネ以外の別の事情があって――。 ハリ率いる天才詐欺グループが犯罪集団のカネをキレイに奪っていく様子や、物語が進むにつれて明かされるハリの“真の目的”は本作の見どころとなっている。 ■詐欺師＆レーサー＆ハッカー＆ファイターが“プレーヤー”として結束 本作には、ハリ以外にも“プレーヤー”として個性的なメンバーたちが登場する。まずは、その美しい容姿からは想像もつかないほど優れた運転技術を持つドライバー・アリョン。スリに手を出していたところハリと出会い、チームに参加。言いたいことは言わないと気が済まないアリョンを演じているのは、ガールズグループ・f(x)出身のメンバー、クリスタル。並外れたルックスとスタイルの良さを、本作でもいかんなく発揮している。 そして、どんな情報でも盗み出す天才ハッカー・ビョンミンの存在も欠かせない。その実力は世界のハッキング大会を席巻し、国家情報院にスカウトされた経歴を持つほど。ビョンミンを演じるのは、「応答せよ1997」の主要キャラ・ソンジェ役を演じたことで認知度を広げ、バラエティ番組などマルチに活躍するイ・シオン。持ち前の演技力で、仲間から何かといじられる愛されキャラを演じている。 最後は、たくましい腕と強靭な拳を持つ最強のファイター・ジヌン。総合格闘技でチャンピオンになることを夢見ていたが、ある事件をきっかけにリングを降りることになり、プレーヤーとしてスカウトされた経歴を持つ。ジヌンを演じるのは、ドラマ「太陽の末裔」や「魔女の法廷」などの名作に出演するベテラン俳優、テ・ウォンソク。100kg超えの大男ながらも、心優しくかわいらしい一面もあるジヌンのキャラは、“拳妖精”と呼ばれ視聴者からも人気を博した。ちなみにウォンソクは、本作の役作りのために、35kg近く増量したそうだ。 そんな最高の“プレーヤー”たちが仲間として結束を深めていく様子にも注目だ。 ■凶悪なターゲットを次々と狙う天才詐欺師たち…「プレーヤー～華麗なる天才詐欺師～」あらすじ 10月1日(火)放送の第1話では、あらゆる犯罪行為を行ってきた極悪人“江南貸金王”ことチョン・ドンソプ会長が、特別赦免で釈放されることになる。しかし、出所直前にチョン会長の隠し財産が何者かによって根こそぎ盗まれてしまう。盗んだのは、天才詐欺師のハリ、ハッカーのビョンミン、ファイターのジヌンが揃う“悪いやつらだけ選んで盗む”というプレーヤーだった。その後自動車の教習を受けていたドライバーのチャ・アリョンをスカウトしたハリは、次のターゲットへと急ぐのだが――。 10月2日(水)に放送する第2話では、ハリたちがヒョンジングループの末息子・ソングをターゲットに定める。彼は女性に暴行を加える動画をサイトへ投稿しており、犠牲者のホ・ユニは事故に見せかけ口封じをさせられそうになる。そして命を狙われたユニをなんとか助け出したハリたちは、ユニから“事件当時の音声”を録音していたことを聞き、さっそく警察に忍び込んでユニの携帯電話を盗もうとするのだが――。