鎌田大地は「悪夢のような存在」 プレミア名将を再び襲った悲劇「対戦するのが恐ろしい」
エメリ監督との対戦で、過去合わせ鎌田は3得点
イングランド1部クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地は現地時間10月30日に行われたリーグカップ4回戦のアストン・ビラ戦(2-1)で前半途中からピッチに立ち、後半19分に決勝点を挙げる活躍でチームを勝利に導いた。現地メディアは「再びウナイ・エメリを苦しめる」と敵将へと突き刺さるゴールの重要性を伝えていた。 【実際の映像】「エメリにとって悪夢のよう」 鎌田大地が名将撃破…4年前のゴラッソ2発&カットインミドル弾 クリスタル・パレスは前半8分にMFエベレチ・エゼのゴールで先制したが、そのエゼが負傷したため、同18分に鎌田が投入された。 前半のうちに追い付かれる展開となったなかで後半19分、鎌田は敵陣でパスカットすると、そのままドリブルで運び、エリア外から右足でミドルシュートをゴール左へ流し込んだ。リーグカップ2回戦のノリッジ・シティ戦(4-0)以来の今季2得点目はチームに白星をもたらす決勝点。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも参戦し、プレミアリーグで4位につける難敵アストン・ビラ撃破に貢献した。 そのアストン・ビラを率いるのはフランス1部パリ・サンジェルマンやイングランド1部アーセナルなどを渡り歩いてきた名将エメリ監督だ。アーセナル時代の2019年には、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で鎌田が2得点を決めたドイツ1部フランクフルトに敗れた直後に解任された経験がある。鎌田との因縁再びの結果を受けて、英メディア「We are Palace」は「鎌田がウナイ・エメリを再び苦しめる」「エメリにとって鎌田の名前は対戦するのが恐ろしく、イーグルス(クリスタル・パレスの愛称)の18番は彼にとって悪夢のような存在」と伝えていた。 プレミアリーグではまだ先発出場の機会が限られ、ゴールもない鎌田だが、このカップ戦の活躍が今後に向けての起爆剤となるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部