町田の歴史的なJ1初勝利をもたらしたFW藤尾翔太(C)J.LEAGUE

【国内サッカー ニュース】2日、明治安田J1リーグ、J2リーグ、J3リーグ第2節の計20試合が行われた。 ●【動画】浦和レッズ 伊藤敦樹 ＆ 東京ヴェルディ 森田晃樹 インタビュー

7試合が行われたJ1。昨年度・王者のヴィッセル神戸は、柏レイソルと対決したが、スコアレスが続いた試合終盤に柏のFW木下康介のゴールを許し、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。 初勝利を狙う名古屋グランパスとFC町田ゼルビアの一戦は、前半にFW藤尾翔太のゴールでリードした町田が、このリードを逃げ切って、J1昇格後初白星を飾っている。 湘南ベルマーレはFW鈴木章斗が決勝点を沈め、京都サンガF.C.を下し、サガン鳥栖は、FWマルセロ・ヒアンとヴィニシウス・アラウージョと新助っ人ストライカーたちの活躍もあって、北海道コンサドーレ札幌から4ゴールで快勝。ガンバ大阪は、FW宇佐美貴史の2試合連続ゴールでアルビレックス新潟を下し、それぞれ初白星を手にしている。 その他、開幕好スタートを切った鹿島アントラーズは、DF植田直通のゴールで追いついたものの、セレッソ大阪と勝ち点1を分け合い、サンフレッチェ広島もFW大橋祐紀の2試合連続ゴールでリードしたものの、FC東京もこちらもMF荒木遼太郎の2試合連続ゴールで追いつく意地を見せ、ドローに終わっている。 J2は6試合が開催された。開幕白星発進を切ったチーム同士の水戸ホーリーホックとヴァンフォーレ甲府の一戦は、甲府がDFエドゥワルド・マンシャとMF木村卓斗の2点を逃げ切って連勝を飾ったほか、清水エスパルスは、昇格組の愛媛FCを相手にホームでFW北川航也の2発で勝利を飾り、こちらも開幕連勝スタートを切っている。 鹿児島ユナイテッドFCとベガルタ仙台、ジェフユナイテッド千葉が今季初勝利を飾った一方で、横浜FCと大分トリニータの一戦はスコアレスドローで終わり、互いに2試合連続ドローと勝ち切れず、初白星はお預けとなっている。 J3は7試合が行われた。開幕戦で快勝スタートを切った同士の大宮アルディージャとFC岐阜の注目カードは、大宮がDF下口稚葉のゴールを逃げ切って、開幕連勝を飾ったほか、大量4得点で鳥取に快勝したアスルクラロ沼津、2試合連続でウノゼロで勝利を飾ったSC相模原が連勝を飾り、好スタートを切っている。 ■3月2日開催 結果 ・J1第2節： 神戸 0-1 柏 名古屋 0-1 町田 京都 1-2 湘南 鳥栖 4-0 札幌 鹿島 1-1 C大阪 FC東京 1-1 広島 G大阪 1-0 新潟 ・J2第2節： 長崎 1-2 仙台 水戸 1-2 甲府 千葉 4-0 藤枝 清水 2-0 愛媛 大分 0-0 横浜FC 鹿児島 2-1 徳島 ・J3第2節： 大宮 1-0 岐阜 相模原 1-0 八戸 沼津 4-0 鳥取 讃岐 0-0 富山 北九州 1-1 岩手 宮崎 1-2 福島 琉球 2-2 松本