「確認を!」マンション火災から身を守る『避難器具』の正しい使い方
注意しなければいけないのが、上の階の住人がスムーズに避難できるように、はしごの下には物を置かないことです。 続いては、学校などでよく見る「救助袋」。ふたを開けて表のカバーを外し、砂袋が付いているロープを垂らします。その後、袋全体を下ろして、入口金具を回転させれば準備完了。 中は、らせん状になっているので、回転するように滑ります。 4メートルの高さでしたが、個人的には、避難はしごより恐怖感なく下りられました。 最後は、公共施設などで設置されている「緩降機(かんこうき)」です。ベルトを胴から胸のあたりに締め、ゆっくり降下します。 体重25キロから135キロの人まで使用可能です。先ほどの倍の8メートルの高さから降りましたが、最初に手を放す勇気さえあれば、あとはゆっくり降下するので安心です。 【オリロー新潟営業所 林英晴 所長】「大体、避難器具は使用方法という表示板がありますので、そちらを確認してもらって、慌てずゆっくりと操作してもらえば避難階まで通ずる。そこは常日頃確認してもらえばと思います」 火災から命を守ってくれる「避難器具」。 いざというときに備え、一度確認しておいたほうが良さそうです。
新潟放送