ドレイク、米ビルボード“Artist 100”に500週チャートインした初のアーティストに
米ビルボードが、アーティスト・チャート“Artist 100”の発表を開始してから今週でちょうど500週間が経った。2014年7月19日付から500週すべてにチャートインしたアーティストはドレイクのみで、最新のArtist 100(2月3日付)で6位から4位にランクアップした。 約10年間にわたり毎週発表されているArtist 100は、音楽消費に関する主要な指標であるアルバムや楽曲のセールス、ラジオ、ストリーミングを組み合わせることでアーティストの活動を測定し、米国内におけるアーティストの人気を総合的に評価したランキングだ。 ドレイクは、最新のアルバム・チャート“Billboard 200”に8枚のアルバム、ソング・チャート“Hot 100”に5曲を送り込んでいる。Billboard 200には、『フォー・オール・ザ・ドッグス』(3位)、『テイク・ケア』(25位)、『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(42位)、21サヴェージとの『ハー・ロス』(44位)、『スコーピオン』(50位)、『ヴューズ』(61位)、『モア・ライフ』(85位)、『ナッシング・ワズ・ザ・セイム』(156位)がチャートインした。最新のBillboard 200により多くの作品を送り込んだのはテイラー・スウィフト(計10作品)だけで、彼女はArtist 100歴代最多となる通算96週の1位を獲得している。 ドレイクはまた、Hot 100にセクシー・レッドとシザをフィーチャーした「リッチ・ベイビー・ダディ」(21位)、J.コールとタッグを組んだ「ファースト・パーソン・シューター」(34位)、「ユー・ブローク・マイ・ハート」(60位)、イートをフィーチャーした「IDGAF」(64位)、「ヴァージニア・ビーチ」(93位)がチャートインしている。ドレイクより多くの楽曲がエントリーしたのは、彼が頻繁にコラボしている21サヴェージで、計12曲がチャート入りした。 ドレイクは、Artist 100にランクインした通算500週のうち、スウィフトに次いで2番目に多い38週で1位を獲得している。 以下、Artist 100が発表されて以来、最も多くの週ランクインしたアーティストとなる(2024年2月3日付まで)。 ◎米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”にランクインした最多週数 500週 ドレイク 496週 テイラー・スウィフト 493週 エド・シーラン 478週 ブルーノ・マーズ 466週 ジャスティン・ビーバー 464週 エミネム 455週 イマジン・ドラゴンズ 450週 ジェイソン・アルディーン 446週 ザ・ウィークエンド 431週 クリス・ステイプルトン 427週 メタリカ 425週 アリアナ・グランデ ドレイクが、Artist 100で最も低い順位につけたのは2017年12月23日付で、この時95位だった。 Artist 100におけるそのほかの記録を紹介すると、トップ5滞在期間が最も長いのはスウィフト(195週、次点はドレイクの188週)で、ドレイクはトップ10(313週、スウィフトの256週を上回る)とトップ40(484週、スウィフトの448週を上回る)の両方で最長滞在期間を誇っている。