阪神「金本解任」の内幕<5>星野仙一を救い優勝に導いたのは“組織のありよう”だった
矢野新監督の就任会見で(左は藤原オーナー、右は揚塩球団社長)(C)共同通信社
遠征先の宿舎が畳敷きの大部屋の頃、吉田義男は麻雀で悔しい負け方をすると「(おまえら)寝させへんぞ」と言い、あろうことか足で牌を混ぜて再戦を強いた。 「汚い根性やけれど、あれが吉田の活力、負けん気の強さや」。藤村富美男からそう聞いたことがある。 監督になると、ミスし...
本文:1,399文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。