逮捕された阪大の有名教授（写真は一部加工しています）

「歩道橋の下から女性のスカートの中をのぞいている男性がいます」 警察に110番通報が入ったのは６月５日の午後３時ごろだった。警察官が現場にかけつけると肩掛けカバンを持った不審な男が。職務質問し男のスマートフォンを調べると、女性のスカート内を盗撮した動画が見つかったという。 スマホを目立たないよう加工…大阪大・有名教授「女性のスカート内盗撮疑惑」戦慄の素顔写真 ６月５日、警視庁品川署は性的姿態撮影処罰法違反（撮影）の疑いで大阪市に住む槙原靖容疑者（46）を現行犯逮捕した。槙原容疑者は大阪大学・高等共創研究院の教授。本誌カメラマンが槙原容疑者の送検を撮影すると、ガクリと頭を下げ憔悴した様子を見せていた。 「事件現場は、品川区にある京浜急行青物横丁駅近くの歩道橋です。槙原容疑者が肩掛けカバンに仕込んだスマホからは、直前に撮影したと思われる複数の女性の下着が映った約５分間の動画が見つかっています。 目立たないように加工したのでしょう。スマホは発泡スチロールで固定され、カバンと同じ黒いテープが巻かれていたそうです。警察は槙原容疑者の認否を明らかにしていません」（全国紙社会部記者） ◆研究内容は犯罪捜査に応用 槙原容疑者は、専門分野では有名な教授だったという。 「大阪の名門進学校から阪大工学部に進学した槙原容疑者は、大学院生時代から多数の受賞歴がありました。阪大のホームーページによると、’07年４月に助教、’14年６月に准教授と順調に昇進。高等共創研究院の教授になったのは’19年10月です。 槙原容疑者は情報処理系など多くの学会に所属しています。専門は『歩容認証』の研究。人の歩き方を独自の解析法で分析し、人物を特定するという内容です。犯罪捜査にも応用されているそうですが、自身が逮捕されたのですから皮肉なものです」（大学関係者） 警察は槙原容疑者が以前にも女性への盗撮行為をしていた可能性があるとみて、余罪を調べている。