ドジャース・大谷翔平が3戦連続マルチ 五回に中前打、九回に左前打 打率・364は両リーグ1位 2個の見逃し三振には首振る
「ジャイアンツ4-1ドジャース」(15日、サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場。五回に3試合連続安打 となる中前打、九回には3試合連続マルチ安打となる左前打を放つなど4打数2安打だったが、二つの見逃し三振を喫し、球審のストライク判定に首を横に振るシーンがあった。 【写真】見逃し三振に「えっ!?」な大谷翔平 何度も首をふりふり 0-2の五回2死走者なしで迎えた第3打席。ジャイアンツ先発・ウェブのストレートをとらえた打球が二塁ベースの右を転がって中前へ抜けた。初回の第1打席は四球。三、七回は見逃し三振に倒れた。1-4で迎えた九回の第5打席は2死一塁で左前打を放った。 2個の見逃し三振の場面はいずれも際どいコースがストライクと判定された。三回は低めのスライダーを自信を持って見送ったにもかかわらず、ストライクと判定され、首をかしげた後、何度も横に振った。地元局が「膝下へのスライダーがストライクと判定された」と実況すると、解説者も「低かったですね。大谷も同じことを思ったでしょう」と同情するほどだった。 2死一塁で迎えた第4打席は、相手投手がメジャー史上最高身長211センチの左腕、ミラーに交代。カウント1-2からの外角高めの真っすぐを見送ると、球審はストライクをコール。大谷は右手を出して驚いたような表情を浮かべ、首を横に振りながらベンチへ戻った。 大谷は打率・364で両リーグトップを守った。チーム の連勝は2で止まった。