WHITE SCORPION・ACE、AOI、HANNA、NICOが語るグループの未来「まずは単独ライブをしたい」
秋元康がプロデュースする、アイドルグループ「WHITE SCORPION」が2月7日に3rdデジタルシングル「非常手段」を配信リリース。3月7日(木)には4thデジタルシングル「雑踏の孤独」の配信リリースも決定している。同グループは、2023年4月から約半年間にわたり開催されたオーディション「IDOL3.0 PROJECT」にて、狭き門を潜り抜けた11名が正規メンバーに選ばれ結成された。そんな11人の中からACE、AOI、HANNA、NICOの4人にインタビューを行い、デビューから今に至るまでを振り返ってもらった。また、デビューから2カ月経った今だからこそ観える、それぞれの理想のアイドル像についてや彼女たちが今後11人で立ちたい“憧れの場所”についても話を伺った。 【写真】WHITE SCORPION、全メンバー集合ショット ■デビューから2カ月…メンバーが当時を振り返る「オンラインでみんなとお祝いしました」 ――2023年12月にデビューを果たしてから約2カ月が経ちました。デビュー当時を思い返してみていかがですか? NICO:デビュー日はみんなで直接会うことはできなかったので、12月7日0時になったタイミングでオンラインでみんなとお祝いしました。個人的には、やっと夢に向けて一歩踏み出せた気がして、今までの選択が間違っていなかったと自分に自信がつきました。 HANNA:メンバーが決まってからデビューまでの2カ月間みんなで手を繋ぎながら頑張ってきた濃い2カ月だったので、これからこの11人で改めて一緒に頑張っていくと考えていたらウルウルしていました。 ACE:オンラインでみんなとお話ししている時に、オーディションからメンバー決定までの約半年間が長いようで短く感じて、「こんなことあったな」と思い返していました。 AOI:デビューできたことは、オーディション期間からのみんなの努力が実ってのことだと思うので、やっと少し認められた気がして、デビューできたことが本当に嬉しかったです。 ――デビューして2ヶ月が経ちましたが、今後どのようなグループにしていきたいですか? AOI:最終的には、グループを世界共通で愛される存在にしたいです。そのためにも、まずは日本でグループの名前をもっと広げていけるようにみんなで頑張っていきます。 ACE:個人の活動も強く、グループの活動だと更に強い、アベンジャーズのようになりたいです。“最強のヒーローたち”のようにいつか“最強のアイドルグループ”と言ってもらえるように頑張ります。 HANNA:世界中から愛されるグループになりたいのはもちろんですが、老若男女からも愛されるグループにもなりたいです。 NICO:世界中の人から愛されるだけではなく、私たちが世界中の人を笑顔にできるグループになりたいと思って毎日活動しています。 ――グループとして素敵な目標ありがとうございます。ではみなさん個人のアイドルとしての目標はいかがでしょうか? NICO:女優や歌手になりたくてアイドルになる人もいるとは思うんですが、私はアイドルになりたくてこのグループに応募したので、まずはWHITE SCORPIONのNICOとしてたくさんの人に知ってもらいたいです。 HANNA:私は皆さんを笑顔にして、「明日も頑張ろう」と何か少しでも勇気をファンの人に与えられる人になりたいです。 ACE:今は、できるだけ長くこのグループで歌って踊ってアイドルをしていたいという気持ちがあります。いつかはソロ曲を出したりして、歌とダンスのエンターテインメントで人に感動を与えたいです。 AOI:私は=LOVEさんの野口衣織さんに憧れてアイドルになりました。野口さんの表現力や歌唱力などに惹かれてアイドルを目指したので、私もパフォーマンスで人を惹きつけられるアイドルになりたいです。 ■初めて尽くしのMV撮影…改めて感じた“アイドルの凄み” ――1stデジタルシングル「眼差しSniper」はWHITE SCORPIONとして初めてのレコーディング、中には人生で初のレコーディングになったかと思います。いかがでしたか? NICO:楽曲自体は合宿の時から聴いていて歌詞も頭に入っていたので、そこまでみんな苦労はしていませんでした。 ――「眼差しSniper」MV撮影はいかがでしたか? ACE:MV撮影は慣れないことばかりだったのでとても苦労しました。まず、大きなセットの中で踊ること自体が初めてだったので、環境に慣れるまで大変でした。 NICO:環境に慣れていないことに加えて、現場で振り付けやセットが変わることもあったので、変化に対応するのも苦労しました。 AOI:朝から晩まで一日かけて撮影が行われたので、最後の方は体力面も辛くなることもありました。 ――みなさんにとっての初めてのMVを見た感想をお願いします。 ACE:MVの尺は4~5分なんですが、実際は何回も何回も撮り直しなどをしていて、その中で一番良い一瞬を切り抜いているのがMVなんだと知りました。実際に撮影をしてみて、他のアイドルさんたちの凄みを改めて感じることができました。 NICO:撮影の様子などのメイキングもあるので、ファンのみなさんにも見ていただきたいです。 ――それぞれ1stデジタルシングル「眼差しSniper」の気に入っているポイントを教えてください。 AOI:曲調はとてもかっこいいんですが、その反面失恋ソングということもあり、もどかしさや苦しい思いなどを表した歌詞がとても響くと思います。みなさんの気持ちと重ね合わせて聴いていただきたいです。 ACE:この楽曲はとてもテンポ感が良く後半にかけてより盛り上がっていく曲調が気に入っています。また、メッセージ性の強い歌詞になっているので、私たちが歌って、より良い意味を込められたらと思い歌っていました。 HANNA:MVの見どころなんですが、メンバー全員で踊る箇所は顔とか気にせずとにかくがむしゃらに踊っているので、メンバーのかっこいい姿に注目してみていただきたいです。 NICO:私たちはメンバー同士でいるときは本当に騒がしいのですが、この楽曲を歌っているときはクールでかっこいい雰囲気を出しているので、そのギャップも楽しんでもらいたいです。またMVでメンバー1人1人にスポットがあたるシーンはそれぞれの個性が出ているので是非、見てみてください。 ■グループの未来を語る「東京ドームに立ってみたいです」 ――2月7日には2ndデジタルシングル「コヨーテが鳴いている」も配信されましたね。はじめて聞いた時のお気持ちをお聞かせください。 NICO:「眼差しSniper」と比べると明るくアップテンポな曲調になっていて、曲名に「コヨーテ」と動物の名前をピンポイントで入れてくるあたりが秋元先生味を感じるなと思いました。 AOI:頭に凄く残りやすい楽曲で、すごく明るめの曲なのに歌詞は切ないところのミスマッチがアクセントになっていて良いなと思いました。 HANNA:最初に聞いた時は、ドラマなどの挿入歌にありそうなくらい、歌詞や曲調にストーリー性を感じました。 ACE:この楽曲の、Bメロで盛り上がってからオチサビでしっとりしていく雰囲気がすごく気に入っています。 ――2月7日には3rdデジタルシングル「非常手段」が配信されました。また、3月7日(木)には4thデジタルシングル「雑踏の孤独」が配信されます。楽曲が徐々に増えてきた今、グループとして今後立ちたい具体的なステージなどはありますか? NICO:まずは単独ライブがしたいです! HANNA:単独ライブが成功した後に、各地方のドームを使用したドームツアーを開催し、東京ドームに立ってみたいです。 ACE:北海道出身のメンバーもいるので、ドームツアーが実現した時には札幌ドームにも行きたいです。また、札幌ドームは機材などを運ぶのが難しくライブを行うことがむずかしいと思うので、その会場に立つことができたら、海外にも行けるチャンスが広がって来ると思います。 AOI:単独ライブやドームツアーを開催し成功することができたら、最終的には海外でツアーもやってみたいです。 ――では、最後にファンの方に向けてメッセージをお願いします。 NICO:まずはデビューから2カ月たち、やっと夢への入口から少しずつ前進することができて、とても嬉しいです。 地に足をつけて、メンバー11人でまだまだ頑張りますので、どうぞこれからも応援よろしくお願いします。 HANNA:ファンのみなさま、HANNA親衛隊のみなさま、これからも私たちはどんどん駆け上がっていくので、ついて来てください! ACE:応援してくださっているファンのみなさん、本当にありがとうございます。オーディション期間中、「(ファンのみなさんに)恩返しをしたい」という言葉をたくさん言ってきたんですが、恩返しができる環境にやっと来ることができました。パフォーマンスを通して、みなさんに活力を与えて、恩返しができるように 精一杯頑張ります。 AOI:応援してくださっているファンの方々、ほんとうにありがとうございます。これからもたくさん努力をして、みなさんを大きいステージに連れて行けるように、メンバー11人で精一杯頑張っていくので、 ぜひ見守っていてください。応援よろしくお願いいたします。 ◆取材・文=山田椋太