阿部監督の“お墨付き”…?巨人、評価が急上昇している選手(3)1軍のレギュラーを掴みかけたが
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。4年ぶりのリーグ優勝を目指す読売ジャイアンツでは、坂本勇人や門脇誠など、主力選手の不調も目立っている。しかしながら、その穴を埋めるように、新戦力などの躍動も光っている。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている巨人の選手を取り上げる。
萩尾匡也
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/85kg ・生年月日:2000年12月28日 ・経歴:文徳高 - 慶応大 ・ドラフト:2022年ドラフト2位 昨季は一軍レベルの投手に苦しんだ萩尾匡也だが、今季は一時スタメン起用が続くなど、飛躍を予感させている。 慶応大では大学日本代表に選出されるなど、強打の外野手として活躍。2022年ドラフト2位で読売ジャイアンツの一員となった。 ルーキーイヤーから一軍デビューを果たした萩尾だが、同年は11試合の出場で打率.063(16打数1安打)と低迷。16打席で10三振を喫するなど、苦しい結果に終わった。 一方、ファームでは101試合の出場で打率.283、7本塁打、36打点の好成績をマーク。あとは一軍で結果を残すのみとなった。 プロ2年目の今季は、開幕一軍入りを果たすと、4月3日の中日戦ではプロ初本塁打を記録。その後も積極的な打撃が光り、一時は外野のポジションを掴みかけていた。 現在はファーム再調整となっているが、降格後もしっかりと結果を残すなど、アピールを続けている。 パンチ力あるバッティングに加え、外野守備や走塁の能力も高いだけに、シーズン終盤でのレギュラー奪取を狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部